新しいフローリング

2023.08.30

D邸 フローリングの上張り
ご製作というよりは施工です。
家具製作のCWWですが、時に内装も行っています。

今回は築年数が経ち、床がたるんできたので新しいフローリングを上張りします。
床をくり抜き骨組みの確認。うん、きれいなまま。

〇今回のポイント〇
・床のたわみ
・もうすぐお子さんが生まれる
・もちろんおしゃれに

江戸間や京間など聞いたことあると思いますが、広いタイプの8畳のお部屋。
ちょっと手間や材料が増します。

●施工前

右端の四角いところがくり抜きチェックをした跡

●施工中

よーーーく見ると壁全体をビニールで覆っています。
キズからの保護もですが、木の粉じんはすごいので。。。
最初と最後が大変なのでこの中盤はできるだけペースアップ

普段は家具を作っているのでこのあたりから脚ががたがたです。。

●あとちょっと

左端、あと少しですが時間切れ。
最後の2列は部屋の形に合わせたり、
うまいこと入れないときれいに収まりません。
最後の最後でこの試練と向き合います。

●完成

完成です。
オーク材という家具でもメインで使っているかっこよすぎる木材です。
節もたくさんあります。欠点ではなくCWWでは宝だと思っています。
硬く、たわみにくい。キズにも強いです。

●ドアも調整

床が高くなって擦るので、ドアの高さを削って調整します。
この部屋、出入口が4か所もあります。

●壁との見切り

まだ見ぬお子さんの為に手作業で角をごしごし

予算の都合もあり、見切り専用の材料ではなく、モールディングという飾りに使われるもの。
この桧(モールディング)とオーク(床材)は実は相性がいい。
この安心感のある見切りが部屋を引き締めまとめます。

●出入口との見切り

今回はたまたま床と敷居が高さが合いまして、、、
これを面(ツラ)と呼ぶんですが、、、
お施主さんがこの言葉にハマって連呼しておりました。。

意外とここに合う見切り材ってなくて、
考えた末に、L字のアルミを入れました。

フローリングと敷居の間に残しておいた隙間にL字をはめ込みました。

これで
ビシッと見た目が締まりました!

●見切り材の形

柔らかい印象。
色は時間とともに馴染んできます。

●余りのフローリングで

床張りの性質として材料を多めに注文するので、
あまった材でおもちゃ箱を製作

家具屋なのでボックスや棚作る方が性にあってますね、、
SDGsって言っていいですよね?

「おもちゃ入れるのもったいない!!」なんて嬉しいお言葉。
お母さん、これはおもちゃ箱です!!

変な終わり方ですが、長編ありがとうございました。

おしまい

海がきれいすぎる愛媛県北条という所で製作しております。

松山市や愛媛県内はもちろん、
四国、全国からのお問い合わせお待ちしております!

家具・雑貨 ときどき内装
CORNER WOOD WORKS

ご興味ありましたらこちらへ

PAGE
TOP